【USCPA】FAR1、絶対に覚えておくべき暗記ポイント5つ(ゴロ合わせ)

FAR勉強法

FARはMCをいかに早く解くかということが合否を分けますが、計算問題も多く出題されるので、時間がかかってしまうという方が多いと思います。

暗記すべきポイントをしっかりと覚えて、少しでもMCを解くスピードを速めましょう。

絶対に覚えておくべき項目と「覚え方」を記載します。試験直前ならば、特に見てほしい記事です。

SFAC8 質的特性の分類

↑XMindでラクダ道作成

SFAC(財務会計概念書)に記載されている財務報告を有用なものとするための質的特性。

「基本的な質的特性」と「補強的な質的特性」がありますが、丸暗記してください。

覚え方は次の通り、

  • 目的はValue
  • Faithfulは完全中立間違いなし
  • 比較検証いつでも理解できる

目的適合性には2つのValue。Faithful reperesentationは完全性、中立性、間違い(誤謬)なし。補強的な質的特性は、比較、検証、いつでも(適時)、理解できる(理解可能性)。

問題文も短く、選択肢も単語が羅列してあるだけのMC問題で出題されます。

こんな問題は「うーん?どうだったかな」なんて悩まずに、丸暗記で5秒で解きます。

その他包括利益に含まれる項目

計算問題で、Net Incomeが問われているときは、その他包括利益(OCI)の項目を計算に含めない!

Net Incomeに含まれるかどうかを見分けるために、その他包括利益に含まれる項目をしっかりと押さえておくべきです。

テキストなどには細かく9項目程度羅列されているかもしれませんが、それぞれを一言一句丸暗記するというよりかは、ざっくりと4項目に分けて次のようなイメージで覚えます。【】内をキーワードとして覚える。

  • 【外貨】外貨換算/外貨取引損益
  • 【CFヘッジ】キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定されたデリバティブ商品の損益
  • 【AFS】売却可能有価証券(AFS)の未実現保有損益
  • 【年金】年金の移行時差額、過去勤務債務

PL上に載らない、BS上の時価の変動額がOCIとなります。

販売費の項目

営業費(Operation Expense)は、販売費(Selling Expense)と一般管理費(G&A)があります。

営業利益を求める計算問題を解く際に必要となる知識です。

販売費の代表的な項目は次の通り。

  • 広告宣伝費(advertising expense)
  • 支払い運送料(freight-out)
  • 販売手数料(sales commissions)
  • 営業担当者への給与(sales representative salaries)

これは「アッコサ」と覚えましょう。「ア」ドバータイズ、「ア」ウト、「コ」ミッション、「サ」ラリーで、「ア・ア・コ・サ」で「アッコサ」です。

仕入れ運送料(freight-in)は含めないので、そこをひっかけ問題として、よく営業利益の計算問題が出題されます。

売却目的保有となる6要件

固定資産が、使用目的から売却目的に変更される際の要件6つを覚えておきましょう。

想定している問題は、「固定資産が売却目的に分類される要件をすべて選べ」というようなTBS問題です。

6つもありますが、注目すべきキーワードのみに焦点を当てて、効率よく覚えます。

  • 経営者(Management)が当該資産の売却計画を確約していること
  • 当該資産が直ちに(immediate)に売却可能であること
  • 売却のための行動が、開始(initiated)されていること
  • 1年以内に売却される可能性が高い(probable)こと
  • 公正価値で積極的な売り込み(actively marketed)がされていること
  • 売却計画が撤回される可能性が低いこと

覚え方は、各文の注目すべきキーワードの太字部をまとめて「マイー・プロアクティブは撤回なし」です。

どういう意味?ってなりますが、何でもよいので効率よく覚えられたら勝ちです。

これ覚えておけば、一瞬で6要件を迷わずに選べます。

後発事象

貸借対照表日時点では存在していなかったが、財務諸表公表前に起こった事象のうち、注記開示が必要なものがあります。

代表的なのは次の4点で、MCでもTBSでもよく出ますので覚えましょう。

  • 判】貸借対照表日以降に生じた係争案件の解決による損害賠償請求額
  • 害】火災・自然災害による工場設備・棚卸資産の損害
  • 収】事業の買収
  • 株】社債・新株の発行

覚え方は、「ササバシ(笹橋)」です。

「サ(裁判)、サ(災害)、バ(買収)、シ(新株/新社債)」で覚えてしましましょう。

まとめ

上記で述べた点は、MCやTBSをスムースに解くためには、どれも覚えておくべき論点であると私は思います。

ただし覚え方については、賛否両論あるでしょう。ゴロ合わせという暗記方法がどこか本質的な勉強方法ではないと思われる方がいるかもしれません。本質的な勉強という意味では、しっかりと教科書を読みこんで各論をしっかりと理解する必要があるでしょう。

ただ、試験本番では限られた時間の中で、スピードも意識しながら問題を解く必要があります。ときに私が述べたようなゴロ合わせの暗記が、効率よく問題を解く際の助けとなることがあります。

また、ゴロ合わせはあくまで参考程度にしていただければと思います。「ゴロ合わせという暗記方法もおもしろいな!」、「なるほど!そういう風にゴロ合わせを作るのか!」という気付きや、「もっと良いゴロが作れそうだ!」というようなヒントになれば幸いです。

私はこういったゴロ暗記も、勉強を楽しむコツの一つと考えています。

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