USCPAを取得後にBIG4監査法人に転職。ただやってるのは監査じゃなくてアドバイザリー業務。その一環で経理周りの仕事をやる上で、必須やと思ったExcel知識をまとめさしてもらいます。
前職の仕事でもExcelを使うことはあったけど、経理周りの仕事では求められるExcelの知識とスピードは正直桁違い。ただ、コツコツとイチからエクセルの知識を勉強して、今やクエリやVBAっていうエクセル技術も使いながらいかにして業務効率化できるかってところまでレベルアップ出来やした。
経理職未経験ならば、まずは読むべきエクセルの本を順番に紹介させてもらいます。
『外資系投資銀行のエクセル仕事術』熊野整（2015）
「外資系投資銀行」っていう意識高い系にはグッとくるワードが入ったイケてるタイトル。
ただその分、一見ハードルが高そう、めちゃ細かいエクセルのショートカットまで書かれてそうって一見思える。正直、転職前の営業職のときに読んだ時は、ここまでショートカット覚えやんくてええかなって思った。
ところがどっっこい、転職して経理職で働いてから再度読み返してから気づく、
これ全部必須のショートカットで基本中の基本やん！覚えとかな仕事にならん！
加えて見やすい資料とは何か、ミスをしないためにはどうすれば良いか、そのためにどういったルールでExcelを使うべきかっていう点がまとめられてる。
絶対に読むべき、そして全部身につけるべき、そんな基本の一冊。
『カリスマYouTuberが教えるExcel超時短メソッド』Office HARU（2022）
「外資系投資銀行」の本でガッツリと意識とモチベを上げた後に読むべきはこの本。
エクセルに関する勉強を始めたり、日々の業務のエクセル業務をこなす中で、徐々に気づいてくる。「エクセルはショートカットキーを覚えたもん勝ちやな」って。
エクセルのショートカット覚えられるだけ覚えたいっていう、エクセル使い始めの超ハングリーな飢えた欲を十分に満たしてくれるのがこの本。ショートカット好きなだけ覚え放題やで。
覚えれば覚えるほど、スピードは上がる。スピードが早すぎて側から見てる人が何やってるかわからんくらい作業を早くして一人前。エクセル初心者に、この人魔法使いかな？って思わせるくらい超高速で作業して一人前。目指すべきはそのレベル。
この本は扱っているショートカットキーの数が多いことと、本がどのページを開いても平らになるように作られているのでパソコン作業しながら読みやすいっていうのが良い点。
さいごに
正直、ここで紹介したのは基本中の基本の本。
エクセル作業をもっと速くしたいと思った時にまずは読むべき本。
こういった本を読みながら、エクセルを使う中で、関数とかも徐々に覚えてくる。
ここからさらにレベルアップを目指すなら、いわゆるモダンエクセルの機能であるパワーピポット、パワークエリ、マクロやVBAも使いこなして、既存のエクセル作業のさらなる業務効率化を目指す必要がある。そんな有益な話は、エクセル中級編に続く！！
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